構造化知識研究所ホームへ
A Leading Provider of Structured Knowledge Management

ストレングス要因

定義属性において、不具合モード発生防止のために設計・計画で確保しておくべき耐性や狙いの不足・不備。
ストレングス要因は、SSM(構造化知識を表現するモデル)の構成要素である。
SSMによる知識の構造化において、不具合モードの発生要因として、具体的な設計内容(例えば、「部品Aの肉厚が小さい」など)を取り上げることは重要なことである。しかし、それだけではなく、そのような内容(肉厚が小さいこと)が、設計対象のどのような耐性の不足を表しているのかを明確にしておけば、具体的な設計内容がなぜ不具合モードの要因となるのかをメカニズムとして理解しやすくなるであろう。また設計で対策を実施する際に、具体的な対策が一体どのような耐性を向上させているのかという点を容易に把握することができる。ストレングス要因はこのような意図で記述される。
用語集トップ(索引)に戻る