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是正処置と予防処置

JIS Q 9000の定義では、是正処置(Corrective Action)は、検出された不適合又はその他の検出された望ましくない状況の原因を除去するための処置であり、予防処置(Preventive Action)は、起こり得る不適合又はその他の望ましくない起こり得る状況の原因を除去するための処置である。
なお、再発防止(Recurrence Prevention)は、JIS Q 9024の定義によると、問題の原因又は原因の影響を除去して,再発しないようにする処置であり、再発防止には是正処置,予防処置が含まれるとされている。
SSMによる知識構造化アプローチを、製品に発生したトラブルの再発防止の徹底に活用する場合は、過去トラブルの情報や経験を取り上げ、そこからトラブル発生メカニズムの知識を整理するとともに、当該製品や出荷済み他製品のトラブル再発防止に関わる是正処置内容、今後の設計開発製品において類似のトラブル発生を防ぐための予防処置内容をあわせて整理し、業務アクションにつながる知識として構造化してゆく。
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